コロナ期間中に一度も国境を閉ざしたことがない、
旅行者みんなウェルカムの国メキシコ。
そんなメキシコのメキシコシティに住む
ノマドワーカーである私(ベルトラ社員K)が、
メキシコの魅力と最新情報をお届けします。
コロナが始まってから変わらず、規制なしで入国可能なメキシコ。全日空の直行便は毎日運行しており、アメリカ経由でも、カナダ経由でもワクチン接種証明書があれば、入国前のPCR検査など不要で入国することができます。
マスクの着用義務も公共交通機関以外はないですが、街中では割とマスクをしている人が多い印象です。
大学時代に中南米を一周し、そこから中南米、とりわけメキシコの魅力に取りつかれる日々を過ごしてきました。
メキシコ料理店でタコスを食べあさり、コンビニで「メキシカン」という文字が書いてあるものを買いあさり、サボテン柄がついているものを始終ワンポイントで身に着けるなど、日本に居ながらにして、メキシコを常に感じていたいという欲求に駆られていました。
そんな私にも機会が巡ってきて、今はメキシコからリモートワークをしています。
なぜそこまでメキシコが好きなのかといった話になると思いますが、一番の理由は「人」です。
メキシコ人って見ているだけで面白いのです。何にも捕らわれてなく、自由に生きている様子が私を虜にしています。いつかあんな風に笑えたら、喜べたら、楽しめたら。人生をもっと気楽に、そして元気に過ごせるのではないかと。
あまり知られていないかと思いますが、メキシコはアートで溢れている街で、美術館や博物館がたくさんあります。家や建物もメキシコ独特の配色やデザインをしており、街の景観を彩っています。
メキシコには、様々な種類の伝統的なアート作品がありますが、今私がハマっているのは、オアハカという地方都市で作られている「アレブリヘス」という木彫り細工です。
この日本人の感覚ではあまり思いつかないような配色と独特のデザイン、そして、何とも言えない表情や動きのある形状。まさにメキシコならではのアートと言っても過言ではありません。
実際にアレブリヘスを作っている工房にお邪魔して、アーティストの方々が1つ1つ手作業で作っている真剣な姿を見ると、さらに愛おしくなってしまいます。
結構高額なので、一気に買い集めることは残念ながら出来ませんが、いつか部屋中をアレブリヘスで埋めつくしたい、そんな衝動に駆られます。
◆現地民芸品のプロ「さる屋」と行く!可愛いメキシコ雑貨を巡る工房訪問プライベートツアー
https://www.veltra.com/jp/latin_america/mexico/mexico_other_areas/a/153255
メキシコといえば、プロレス(ルチャリブレ)といったイメージが強すぎたためか、自分的にはそこまで興味がなかったのですが、いざ観戦してみると、かなりの迫力に圧倒されました。
コメディレスラーのような小柄のレスラーたちの戦いから始まり、女性レスラー達の髪の毛の引っ張り合い、巨漢レスラー達のぶつかり合いなど、しっかりとした構成が準備されており、観客を飽きさせない工夫がされています。
最後はメキシコで人気のレスラーたちがキレッキレの技を出し合い、マスクを取り合い、場外乱闘がはじまったり、このめちゃくちゃでスリリングなスポーツはルチャリブレの他にないのではないかと思います。
メキシコシティには、アレナ・コリセオと、アレナ・メヒコという2つの会場があり、金土日の週末を基本に、平日は火曜日のみどちらかの会場で開催しています。
リング前方の席で観戦することができれば、場外乱闘などを目の前で見ることができるのでおすすめです。各レスラーの入場シーンも派手な演出がされていて、見ているだけでワクワクしてきます。
◆ スポーツ×エンターテイメント!メキシコプロレス『ルチャリブレ』 観戦ツアー
https://www.veltra.com/jp/latin_america/mexico/mexico_city/a/122200
そして、やはり外せないメキシコの音楽隊「マリアッチ」。生のマリアッチの演奏が聞けるようなレストランやバーはいくつかありますが、こちらのガリバルディ広場と呼ばれる場所には、日が暮れると、特に週末は50人くらいのマリアッチが集まってきます。
その光景は圧巻で、生歌・生演奏が響き渡り、心を揺さぶられます。このマリアッチ達の生演奏は、メキシコ旅行の最高のフィナーレとなることでしょう。
ガリバルディ広場から少し南に歩いていくと、べジャスアルテス宮殿という夜に美しくライトアップされる場所などもあるので、少し散歩をしてみるのもおすすめのナイトライフです。
◆ ラテンアメリカタワー夜景観賞とマリアッチ楽団生演奏ツアー 選べるディナー!
https://www.veltra.com/jp/latin_america/mexico/mexico_city/a/122183
長い間自由に海外旅行に行けなかった分、次の旅行は日本とはまったく違うラテン諸国への旅はいかがでしょうか。いるだけで元気になる不思議なパワーがあり、小さな悩みや問題などどうでもよくなってくるような気楽さと温かさに満ち溢れています。
メキシコシティはまだ少しハードルが高いなという方には、カンクンというリゾート地もおすすめです!カリビアンブルーが広がるカリブ海の景色、青い空、白い砂浜、陽気なメキシコ人たちが、皆様の新しい旅のドアをきっと開けてくれることでしょう!
◆2022年版 フライト情報
2022年7月30日現在、全日空(ANA)が東京〜メキシコシティ間で直行便を運行中。10月31日以降、アエロメヒコ航空も直行便の運行を再開する予定です。
※フライト運航情報は予告なく変更となる可能性があります。
>>>フライトを調べる
◆ホテル情報
メキシコシティの市内観光を楽しみたい方は、セントロ・イストリコ、もしくはローマやコンデサといった地域のホテルがおすすめです。セントロ・イストリコはメキシコの歴史的な景観が色濃く残っており、中心部に近いため観光地へのアクセスが良好です。ローマやコンデサは、メキシコの高級住宅地なので、治安もかなりよく、美味しいレストランやお洒落な店がたくさんあります。
カンクンでは、ホテルゾーンと言われる高級ホテルが立ち並ぶエリアに宿泊し、オールインクルーシブのホテルに泊まるのがおすすめです。飲食はもちろんのこと、ルームサービスやホテル内のイベント施設やアクティビティなど、ほとんど全て無料で利用できます。カリブ海沿いに位置しているので、部屋からの眺めも最高です。
◆買い物情報
メキシコシティでは、民芸品を多数取り扱うシウダデラ市場や、メキシコ人の生活用品を主に扱うサンフアン市場、ソノラ市場、メルセ市場など、バラエティ豊かなローカル市場があります。市場の雰囲気は格別で、食堂が併設されているところもあるので、地元民と一緒にローカルフードを食べてみてはいかがでしょうか。クレジットカードやデビットカードは現地で使えるものと使えないものがあるので、複数持っていかれることをおすすめします。たいていのバスや地下鉄ではタッチ決済機能付きカードも使えるので便利です。カンクンでは、少し遠出をしてプラヤデルカルメンでのショッピングがおすすめです。
◆メキシコ出入国に関する情報(2022年7月現在)
■日本出国:
空港のチェックイン時に以下の提示が必要です。
・ワクチン2回接種完了(アメリカやカナダを経由される場合は、その国が認めるワクチン(アストラゼネカ/ファイザー/モデルナなど)の接種)
・ワクチン接種証明書(※または医学的理由でワクチンが接種出来ないことを示す証明書)
■メキシコ入国
・以前は事前にオンラインで問診をする必要がありましたが、そちらも現在は撤廃されているため、パスポートと航空機内で渡される出入国カードさえあれば、入国可能です。入国後の自主隔離などもありません。
◆メキシコ出国
空港のチェックイン時に出国72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書(厚生労働省の所定フォーマット)の提示が必要です。
日本の所定フォーマットでの証明書はメキシコシティやカンクン市内の幾つかの病院で対応可能です。日本語対応のクリニックはほとんどないため、言葉に不安のある方や時間が限られている方は、下記でご予約されるのもおすすめです。
・メキシコシティとカンクンでのPCR検査サービス
https://www.veltra.com/jp/latin_america/mexico/ctg/199638:mex_pcr/
◆日本へ入国
「MySOS」アプリ(厚生労働省・入国者健康確認センター)の提示が必要です。搭乗便の到着予定時刻の16時間前までに以下の4点を全て完了していると、ファストトラックの利用が可能です。
1.質問票
2.誓約書
3.ワクチン接種証明書の有無
4.出国72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書(厚生労働省の所定フォーマット)の画像のアップロード
※ワクチン3回接種が完了していることが確認できる証明書を保持している場合、帰国後の自宅等待機は免除となります。2回以下の場合は、3日間の自宅待機(「MySOS」アプリで位置情報の報告等)が必要です。
※上記入国条件は、突然変更される可能性がございます。そのため、必ず出国前に最新の情報をご自身でも必ずご確認ください。
>>>在メキシコ日本国大使館サイトへ
■ メキシコの旅におすすめのツアー
・メキシコシティツアー
>>>詳細はこちら
・カンクンツアー
>>>詳細はこちら
◆#33. United States/Florida・Orlando:
初夏のアメリカを一足先に体験!
◆#32. Australia/Sydney:
「暮らすような旅」をシドニーで
◆#31. UAE/Dubai:
今こそ行きたい魅惑のドバイ
◆#30. Kenya:
プライスレスな子連れケニア旅
◆#29. America:
後世につなげたい アメリカの国立公園
◆#28. HoChiMinh, Vietnam:
変化し続ける街 ホーチミンの魅力
◆#27. Oahu, Hawaii:
ハワイはいつでも待っている
◆#26. Cambodia:
神秘の世界遺産 アンコールワット
◆#25. Egypt:
悠久の大河をゆくナイル川クルーズの旅
◆#24. Muikamachi:
まだ知らない雪国 南魚沼・六日町への旅
◆#23. Masuda:
静謐で不思議な「益田」を旅する
◆#22. Amanohashidate:
もうひとつの京都、天橋立へ
◆#21. Sydney:
How’s it going, Mate?真夏のシドニーから
◆#20. Fukushima:
100年先まで 福島から日本全国へ
◆#19. Hawaii と宮崎:
星の航海術 WayFinding
◆#18. South Africa:
冒険者たちの楽園 南アフリカ
◆#17. Laos:
ラオス、亡き父へのオマージュ
◆#16. Ise:
「ありがとう」を伝えに行くお伊勢参り
◆#15. Wine:
はじまりの、ワイン。
◆#14. Kesennuma:
気仙沼で「サメ」と生きていく。
◆#13. Asia:
アジアのグルメは、なぜ、おいしい?
◆#12. Hawaii:
火の女神ペレが住まう島
◆#11. France:
ブルゴーニュ。そしてボルドーへ。
◆#10. France:
パリから「シャンパン」へ シャンパーニュ編
◆#9. Hakone:
"ウェルネスツーリズム”ってなんだ?
◆#8. Yakushima:
屋久島「だから」したいこと。
◆#7. Shiretoko:
いつか子どもに見せたい 知床
◆#6. Okinawa:
落ち着いたら!おいでよ、沖縄。
◆#5. Spain:
旅とオリーブにまつわる話。
◆#4. Taiwan:
母と娘と、台湾と。
◆#3. Australia/Perth:
ユーカリの風が吹く街
◆#2. Hawaii:
ハワイの人は、なぜか、やさしい。
◆#1. Finland:
身も心も「ととのう」サウナと幸せの国