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                    オーストラリアの魅力。
                    
                    都市と自然、どちらも満喫できるシドニーの
                    おすすめスポットもご紹介します。
                    
                
 
            
                    南半球は今、夏真っ盛り。暑いながらも、カラッと時に風は爽やかな気持ちの良い季節を迎えています。日本と同じ空なのにオーストラリアの空はどこか、より青くて、もっと広く高く感じます。残念ながら観光で訪れることはもう少し先の事になりそうですが、旅行に行きたくてウズウズしているあなたへ地元民目線のオーストラリアの魅力をお届けします。
                    
                
 
                
                	以前メルマガ#3. ユーカリの風が吹く街にて、西オーストラリア州のパースをご紹介しましたがオーストラリアの第2弾、今回はシドニーです。シドニーは人口約530万人のオーストラリア最大の都市であり、自然の良港である美しいシドニー湾や手つかずの絶景が広がるブルーマウンテンズ等が有名です。
                    
                
 
                
                    オーストラリアのマイトシップ(MateShip)という言葉を知っていますか?
                    オージー(オーストラリア人の愛称)の気質をよくあらわしている言葉です。その昔、未開の大陸に入植した人々は過酷な自然環境の下でお互いを助け合う精神を持つようになりました。その精神は現代のオーストラリアでも脈々と受け継がれています。初めて会った人同士でも“How`s it going, Mate?“(ハウズッ、ゴーイン、マイト?よう、俺の仲間、元気にしてたかぃ?)といたるところで挨拶を交わしています。私はこのお互いを助け合う精神に加えて、オーストラリア人には”潔さ・正しい行い・自己犠牲”を貴ぶ精神性があると感じています。例を挙げるならオーストラリアではラグビーが長らく国技ですが、あえての”One for All, All for One"の言葉はありません。また、先の大戦では、シドニー湾を攻撃し散華した特殊潜航艇の日本海軍兵士をオーストラリアは海軍葬にて弔った実話もあります。これらのオージー気質について、日本人の精神性と相通ずるものを感じてなりません。私がオーストラリアに親近感を感じる理由の1つです。
                    
                
                    ツアーの合間の日にふらっと個人で出かける。そんな楽しみ方をぜひご紹介したいです。観光というよりは、地元の方々(Sydneysider:シドニーの住民をこう呼ぶ)の週末のお出かけコースです。”暮らすように過ごす”、地元民の生活を垣間見ることでもっと深くオーストラリアに触れることが出来ます。シドニーでSydneysiderに同化する体感はいかがでしょうか。
                    
                
 
                
                    おすすめスポット: マンリー散策
                     マンリーは、Seven miles from Sydney and a thousand miles from care(シドニーからは7マイル:約11kmしか離れてないけど心配事からは1,000マイル離れている=楽しいところ! )の標語で、シドニーでは広く知られています。サーキュラー・キー港からフェリーで30分。ノーザンビーチの玄関口のマンリーに到着します。ハーバーサイドから、コルソー大通り(The Corso)を抜ければオーシャンビューのビーチサイドに着きます。コルソー大通りには、お土産屋やサーフショップ、飲食店が軒を連ねています。長さ1.5kmのマンリービーチの散策や海水浴も気持ちの良いものですが、ビーチの南側にある地元民御用達のシェリービーチまでの散策は特にお勧めです。途中、海水プールもあります。水着でドボン。散策の道中ではどこでもひと泳ぎできます。
                    
                    泳がなくても、パブにてキンキンに冷えたオーストラリアン・ビールを味わうのも、オージー通です。もはや、これもう観光客ではなく地元民です。片言英語でも、スポーツ(特にユニオン・ラグビー&サッカー(プレミアリーグ)を語ればすぐ打ち解けられます。合言葉はもちろん、”How`s it going, Mate? ”    このセリフをいいながら、ウインク出来たら上級者です。くれぐれも飲酒後の海水浴は絶対におやめ下さいね。”飲んだら泳ぐな、泳いでから飲め”です。ビールの上手さが倍増しますよ。
                   
                
 
                
                    ビーチサイドだけでなく、ハーバーサイドにもこじんまりとした地元民しか行かないビーチがいくつもあります。住宅街を抜けていくリトル・マンリービーチや、マンリー水族館の裏手の海沿いの道をフェアライトビーチまで歩く散策コースもお薦めです。
                    
                    おすすめポイント: シドニー市内でパブ巡り
                    マンリーまで行かないまでも、シドニー市内でパブ文化を満喫しオージー通になれます。VELTRAでは以下のアクティビティをご用意!オーストラリアの歴史が始まった地であるロックス周辺のパブではしご酒。歴史とビールを深く味わうなんてのも乙です。
                    
                    おすすめポイント: ボンダイ・クージー・コースタルウォーク
                    地元民にも大人気の海岸線を散策するコースです。全長6キロメートル、所要時間は約2時間。散策の道中、点在する気に入ったビーチでのひと泳ぎもできます。 その際は、飲料水や日焼け止めはお忘れなく!
                    各ビーチ沿いに売店等もありますので、冷たい飲み物やコーヒーも購入できます。ボンダイ、クージーのどちらからでもスタートできます。個人的には、クージースタートで終点の有名店アイスバーグで冷たいビールのご褒美がお薦めです。
                    
                    行き方:サーキュラー・キーからボンダイ行の333番バス 所要時間約30分 同じく クージー行373番バス 所要時間40分
                    
                
 
                
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                    ◆#20. Fukushima: 
100年先まで 福島から日本全国へ
                    
                    ◆#19. Hawaii と宮崎: 
星の航海術 WayFinding
                    ◆#18. South Africa: 
冒険者たちの楽園 南アフリカ
                    ◆#17. Laos: 
ラオス、亡き父へのオマージュ
                    
                    ◆#16. Ise: 
「ありがとう」を伝えに行くお伊勢参り
                    ◆#15. Wine: 
はじまりの、ワイン。
                    
                    ◆#14. Kesennuma: 
気仙沼で「サメ」と生きていく。
                	◆#13. Asia: 
アジアのグルメは、なぜ、おいしい?
                	◆#12. Hawaii: 
火の女神ペレが住まう島
                    ◆#11. France: 
ブルゴーニュ。そしてボルドーへ。
                    ◆#10. France: 
パリから「シャンパン」へ シャンパーニュ編
                    ◆#9. Hakone: 
"ウェルネスツーリズム”ってなんだ?
                    ◆#8. Yakushima: 
屋久島「だから」したいこと。
                    ◆#7. Shiretoko: 
いつか子どもに見せたい 知床
                    ◆#6. Okinawa: 
落ち着いたら!おいでよ、沖縄。
                    ◆#5. Spain: 
旅とオリーブにまつわる話。
                    ◆#4. Taiwan: 
母と娘と、台湾と。
                    ◆#3. Australia/Perth: 
ユーカリの風が吹く街
                    ◆#2. Hawaii: 
ハワイの人は、なぜか、やさしい。
                    ◆#1. Finland: 
身も心も「ととのう」サウナと幸せの国