「この景色を子どもたちに見せたい!」
ということで小学生2人を連れてやってきたのは、
日本から1万キロ以上離れたアフリカのキリマンジャロ。
本当に行って良かった、”一生もの”の親子旅をご紹介します。
(旅行時期は2016年3月)
ケニアのナイロビに行くのに選んだのは、アブダビ乗り換えのルート。成田からアブアビ間が約12時間、飛行機を乗り換えてナイロビまでは約5時間。日本を夜に出て、翌日の午後にはアフリカに到着するので、想像よりは近いかもしれません。
ケニアを子連れで個人旅行するなんて難易度が高い!と思うところですが、空港に日本語ドライバーガイドさんが迎えに来てくれる現地発ツアーなら、あとはガイドさん任せ。ガイドのジョンさんは日本に長く住んでいらっしゃったので、日本語がペラペラ。子煩悩なパパさんなので子どもたちともすぐに打ち解けました。
2泊3日ツアーには、空港からアンボセリまでの往復送迎、アンボセリ国立公園内のホテル2泊、3日間の食事、朝と夕方のサファリドライブ込み。含まれないのは食事の時の飲み物とお土産代くらいなので、滞在中に財布を気にすることなく、アフリカの休日を楽しめます。
◆アンボセリ2泊3日の冒険に出かけよう!ナイロビ空港orナイロビ市内ホテル発サファリツアー<食事付き/日本語ガイド/宿泊付き>
https://www.veltra.com/jp/africa/kenya/a/161131
20世紀初頭にヨーロッパの王族や貴族、セレブが狩猟目的で訪れ、ゴージャスな休暇を楽しんだケニアは、国立公園や野生保護区内の宿泊施設のレベルが高いことでも有名。朝夕の涼しい時間帯はゲームサファリを楽しみ、昼間はプールサイドでのんびり、サンセットを見ながらバーでクールダウンし、ホテル内のレストランでコースのディナーを堪能、というのが定番のケニアの休日の過ごし方。
宿泊した「アンボセリ・ソパロッジ (Amboseli Sopa Lodge)」は、アフリカ最高峰であり、独立峰として世界一の高さを誇るキリマンジャロ(5,895m)をどーんと目の前に望む最高の立地。離れタイプの客室が点在し、部屋によって異なる野生動物が部屋のインテリアのテーマになっています。キリマンジャロを見ながら泳げるプール、落ち着いた雰囲気のレストランなど、非日常感たっぷりです。
アーネスト・ヘミングウェイが『キリマンジャロの雪』を執筆した場所であり、「象の楽園」と言われるアンボセリ。キリマンジャロと象のコラボレーションは、「キター!!!!」とテンションがマックスに。100頭を超える象の群れが朝は餌場を求めて移動し、夕方は家に帰っていく、そんな感動的な光景が目の前に広がります。
ケニアのマサイ族は、1キロ先にいる自分の家畜を見分けることが出来るといいます。普段の生活で(目の前のスマホではなく)遠くを見ることがどれくらいあるでしょうか?ケニアで見渡す限り360度広がる地平線を見たときに、地球が丸いことを改めて実感し、何故か涙が溢れてきました。
水場に集まるシマウマやヌー、その群れを狙うライオン、そのおこぼれを狙うハイエナやハゲタカ。そこには自然界の生態系ピラミッドが存在します。肉食動物に襲われた草食動物に胸が痛みながらも、自然の摂理に逆らえないことを理解します。私たち人間も、サバンナの動物たちも、”宇宙船地球号”の乗組員。未来にこの豊かな自然を残せるかは私たち人間に掛かっています。
様々な国を旅し、数々の朝食を食べてきましたが、神々しいキリマンジャロの朝焼けを眺めながらの朝食は特別。アフリカ大陸のサバンナのど真ん中で、作りたてのオムレツと焼きたてのパン、挽きたてのコーヒー。そして、名峰キリマンジャロ。十分過ぎるほどに贅沢です。
今まで以上に目的意識が高い旅が求められるであろう時代、地球の大きさと自然の摂理を感じるアフリカ・ケニアへ出掛けてみませんか?
◆2022年版 フライト情報
ご紹介したエティハド航空(アブダビ乗り換え)の他、エミレーツ航空(ドバイ乗り換え)、カタール航空(ドーハ乗り換え)、エチオピア航空(アディスアベバ乗り換え)などで首都ナイロビにアクセスが可能です。
>>>フライトを調べる
◆ケニア入国情報
2022年4月末現在、入国にあたって新型コロナワクチン接種証明書(2回接種)が必要です。2回のワクチン接種を完了していない場合は、出発72時間以内のPCR検査陰性証明書が必要など、最新の情報を在日ケニア共和国大使館のサイトにてご確認ください。
>>>在日ケニア共和国大使館サイトへ
>>>Rediscover The Magic (Youtube)
■ いつかの旅に...
・◆アンボセリ2泊3日の冒険に出かけよう!ナイロビ空港orナイロビ市内ホテル発サファリツアー<食事付き/日本語ガイド/宿泊付き>
>>>詳細はこちら
・ケニア発ツアー
>>>詳細はこちら
・アフリカ発ツアー
>>>詳細はこちら
■ オンラインツアーで即ケニア!
・おうちで楽しむケニアサファリツアー
>>>詳細はこちら
◆#29. America:
後世につなげたい アメリカの国立公園
◆#28. HoChiMinh, Vietnam:
変化し続ける街 ホーチミンの魅力
◆#27. Oahu, Hawaii:
ハワイはいつでも待っている
◆#26. Cambodia:
神秘の世界遺産 アンコールワット
◆#25. Egypt:
悠久の大河をゆくナイル川クルーズの旅
◆#24. Muikamachi:
まだ知らない雪国 南魚沼・六日町への旅
◆#23. Masuda:
静謐で不思議な「益田」を旅する
◆#22. Amanohashidate:
もうひとつの京都、天橋立へ
◆#21. Sydney:
How’s it going, Mate?真夏のシドニーから
◆#20. Fukushima:
100年先まで 福島から日本全国へ
◆#19. Hawaii と宮崎:
星の航海術 WayFinding
◆#18. South Africa:
冒険者たちの楽園 南アフリカ
◆#17. Laos:
ラオス、亡き父へのオマージュ
◆#16. Ise:
「ありがとう」を伝えに行くお伊勢参り
◆#15. Wine:
はじまりの、ワイン。
◆#14. Kesennuma:
気仙沼で「サメ」と生きていく。
◆#13. Asia:
アジアのグルメは、なぜ、おいしい?
◆#12. Hawaii:
火の女神ペレが住まう島
◆#11. France:
ブルゴーニュ。そしてボルドーへ。
◆#10. France:
パリから「シャンパン」へ シャンパーニュ編
◆#9. Hakone:
"ウェルネスツーリズム”ってなんだ?
◆#8. Yakushima:
屋久島「だから」したいこと。
◆#7. Shiretoko:
いつか子どもに見せたい 知床
◆#6. Okinawa:
落ち着いたら!おいでよ、沖縄。
◆#5. Spain:
旅とオリーブにまつわる話。
◆#4. Taiwan:
母と娘と、台湾と。
◆#3. Australia/Perth:
ユーカリの風が吹く街
◆#2. Hawaii:
ハワイの人は、なぜか、やさしい。
◆#1. Finland:
身も心も「ととのう」サウナと幸せの国