先月の日本入国時の制限緩和を受け、いよいよ海外旅行を考え出した人も多いのではないでしょうか?
実は先月、アメリカ入国時の陰性証明書の提示義務が撤廃され、さらに入国しやすくなりました。
今回は日本より一足先にコロナ規制の緩和に動いたアメリカの街の様子や、アメリカ旅行業界の大商談会の様子など「アメリカの今」を、日本人にもファンの多い有名テーマパークや湿地帯が広がるリゾート都市、フロリダ州・オーランドからお届けします!
アメリカ入国の際の条件ですが、入国時の陰性証明書の提出義務が撤廃され、基本的にはワクチン接種証明書、短期滞在の方であればESTAの2つを用意していれば問題なく入国できるようになりました。
ワクチン接種証明書の取得、ESTA申請は必ず出国前に済ませておくことをお忘れなく。ESTAは、申請してから承認までに少し時間がかかりますので、出発日の72時間前、3日前までに申請を終えておくことが推奨されています。
目的地であるオーランドへは、現在直行便は飛んでいないので、アメリカ内の都市などで乗り継ぎが必要です。今回はアトランタで乗り継いで約16時間ほど。乗り継ぎでアメリカ国内線に乗ったのですが、なんと座席は満席!アメリカの旅行回復の勢いを早速感じました。
そしてアメリカ到着後は、証明書などのチェックは特になし。コロナ禍以前の入国の流れと変わりません。アメリカはポストコロナの時代が始まっていました。
地球のほぼ裏側であるオーランドまではとても長い旅路。空港からホテルまでは楽々の空港送迎サービスを事前にご予約しておくのが便利です。
◆ 空港送迎サービス <貸切/英語ドライバー>
https://www.veltra.com/jp/north_america/orlando/a/150105
オーランド到着一日目は、フロリダに来たら押さえておきたいアトラクションがまとめて体験できる、Wild Florida Airboats & Gator Parkへ!ここでは湿地帯であるオーランドの自然や、そこに住む動物たちとのふれあい体験、また水上を疾走するエアボートライド体験が出来ます。
まずは動物たちとのふれあい体験からスタート!飼育員さんに連れられて蛇、ワニ、ナマケモノたちがお出迎え。それぞれの動物は、飼育員さんと一緒のためかとてもリラックスしている様子。多くの人間に囲まれても緊張しているような感じはありませんでした。なかでもナマケモノは常に飼育員さんにべったり!赤ちゃんのように抱きつく姿は、見ているだけで癒やされる光景でした。
今回は3つの動物としか触れ合えませんでしたが、こちらのパークでは他にも、カピバラやアナグマ、キツネザルなどとも触れ合うことが出来ます。
次に体験したのはエアボートライド!州全体に湿地が広がるフロリダならではのアクティビティです。後ろに大きなプロペラの付いたエアボートは爆音で水上を縦横無尽に疾走します。
約40分ほどのライドの中では、湿地の中に生息する多くの野生動物を見ることも!動物を見つけるとボートを近くで止めてくれ、それぞれの動物の特長などを解説してくれるのも嬉しいポイント。
湿地帯周辺には視界を遮るものがないため、こんな幻想的な風景も楽しめます。ボートは屋根のない完全なオープンエア仕様で、爽快感は抜群!ただ日差しもモロに受けるため、日焼け対策は必須。またかなりスピードが出て風を強く受けるため、サングラスなどがあると便利です。
最後にキリンのエサやり体験!キリンの目線の高さにある小屋から手渡しでエサを与えることができます。何度もミステイクを重ね撮影した、長いベロを伸ばしてエサを取ってくれるキリンのお宝ショットをお届けします!
Wild Floridaは、「フロリダの原風景を伝えていく」という目標を掲げて設立された経緯があり、このような活動を通して、パーク内や、周辺地域の環境を守る活動に力を入れています。
州内外の学校に向けては学習プログラムを用意していて、エアボートライドや動物とのふれあい体験の中で、環境に興味を持ってもらい、環境保護意識を高めるきっかけを持ってもらうことを目的としています。
またパークの運営にあたっては、地元で野生生物の保護に向けて活動している「フロリダ魚類野生生物保護委員会」や「フロリダ州環境保全局」などと協力し、環境への負荷を最小限に抑える努力を続けています。
ただ楽しいだけで終わるのではなく、その環境の美しさを後世へも残していくために、環境に対する知識を広めるという重要な任務も、Wild Floridaでは担っているのです。
◆ フロリダの大自然を満喫!エアボート乗船&ワイルドライフパーク入場券付き観光ツアー
https://www.veltra.com/jp/north_america/orlando/a/173212
今回の出張は参加企業同士の商談会がメインだったのですが、どの会社さんも日本の旅行者の皆さんが戻ってくるのを心待ちにしているということがとても伝わってきました。日本の皆さんにいつでも戻ってきてもらえるよう、アピールしてくれる現地の方々の熱意にこちらも熱くなってしまいました。
旅行者の皆様に旅を楽しんでいただくのが、わたしたち旅行業界のミッション。テーブルをはさんでの商談のあとは、実際に開催地の「観光スポット」や「最新のアトラクション」を実体験します。
今回はオーランドでの開催、ということでここに来たら外せない二大テーマパークの中でも、ディズニーワールドのエプコットと、ユニバーサルスタジオのアイランズ・オブ・アドベンチャーで最新・人気ライドを体験してきました!
ディズニーワールド、エプコットに今年5月に出来たばかりの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:コズミック・リワインド」。大人気の映画をテーマとしたジェットコースター型のアトラクションですが、ライド乗り場までの空間には映画の登場人物が多数登場!映画の世界観を存分に楽しむことができます。
ユニバーサルスタジオオーランドでは、ハリーポッターエリア内にある「ハグリッズ・マジカル・クリチャーズ・モーターバイク・アドベンチャー」を体験。こちらは新アトラクションではないですが、座席がバイク型になっているジェットコースター型アトラクションで、日本のハリーポッターエリアにはないものなのでぜひ体験していただきたいです。横並びに2名で座るため、バイクとサイドカーに乗車することが可能ですが、圧倒的におすすめはバイク型の座席です。普通のジェットコースターでは味わえないドキドキ感が味わえますよ!
◆ ユニバーサル・オーランド 送迎ツアー<1日2パークパス>
https://www.veltra.com/jp/north_america/orlando/a/8985
日本の民間人が初めて宇宙空間にあるISS(国際宇宙ステーション)に滞在したというニュースから早半年。実際に日本人を載せたロケットが出発した地がオーランドというのはご存じでしたか?
オーランドには、アメリカの宇宙開発の中心地という側面もあります。そんな宇宙開発の歴史を知ることが出来る施設が「ケネディスペースセンター」です。
アメリカ航空宇宙局、通称NASAが過去に実際に使用したロケットの数々や、月面着陸の際に使用された着陸モジュールなど、数多くの貴重な資料が展示されている他、現在でも使用されているロケット製造工場やロケット発射台を遠くに見学することも可能です。
実は「宇宙」というと、あまりに規模が大きく、どこか掴みどころがないなと個人的には感じていました。ですが、そんな人にもケネディスペースセンターをおすすめできるポイントが、ただの資料の展示だけではない!という点です。
膨大な展示品はもちろんですが、宇宙開発初期の開発チームの模様を再現した映画や、ロケット発射シミュレーター、滑り台のようなスペースシャトル着陸疑似体験など、五感で宇宙にまつわる様々なことを体験でき、ただの見学だけでは終わらない、宇宙を身近に感じることができるテーマパークのような空間が広がっています。
やはり宇宙はどこか遠くの世界の話…と思っている方には、ぜひ一度訪れてほしいスポットです。
場所もオーランド中心地より離れているため、個人で行かれる際はスペースセンター、宇宙のことを知り尽くしたガイドさんによる解説付きのこちらのツアーへのご参加がおすすめです。
◆ ケネディ宇宙センター KSCバスツアー&IMAX鑑賞付き 1日観光ツアー<日本語ガイド>
https://www.veltra.com/jp/north_america/orlando/a/9030
◆ ケネディ宇宙センター プライベート 1日観光ツアー<貸切/日本語ガイド/ポートカナベラル発あり>
https://www.veltra.com/jp/north_america/orlando/a/121919
以前より人気の観光地であったオーランド。コロナ禍で一度は休止に追い込まれてしまったテーマパークも、今ではすっかり賑わいを取り戻し、街全体が以前にも増してエキサイティングな空気に包まれています。
ご夫婦・カップルでも、ご家族でも友人同士でも楽しめる施設が盛りだくさんのオーランドへ、今こそ旅してみてはいかがでしょうか?
◆2022年版 フライト情報
2022年6月23日現在、日本からの直行便の運行はないため、アメリカの各都市などで乗り継ぎが必要となります。所要時間はだいたい16~24時間ほど。
※フライト運航情報は予告なく変更となる可能性があります。
◆ホテル情報
オーランドで宿泊する場合は、各テーマパークを回りたい場合はダウンタウン周辺、一か所に集中する場合は目的のテーマパーク周辺のホテルがおすすめです。
◆買い物情報
ホテル街から少し離れるとスーパーなども多く、バスやUberなどを利用して簡単に行くことができます。多くの店舗でクレジットカードを利用できます。物価は日本国内よりやや高く、ミネラルウォーターは2〜4ドル(約260〜520円)程度。
◆アメリカ/オーランド出入国に関する情報(2022年6月現在)
■日本出国:
空港のチェックイン時に以下の提示が必要です。
・ワクチン2回以上接種完了(アメリカのCDCが認めるワクチン(アストラゼネカ/ファイザー/モデルナなど)の接種)
・ワクチン接種証明書(※または医学的理由でワクチンが接種出来ないことを示す証明書)
・ESTAもしくはビザの確認と取得(ESTAは出国72時間前までの申請が求められています。詳しくは在日アメリカ合衆国大使館のホームページをご確認ください。)
■アメリカ入国/フロリダ州入州
・入国後の移動制限は特に設けられておりません。ただし健康上の異変を感じた場合などは、自主的な検査が推奨されています。
・2022年6月現在、フロリダ州ではマスク着用義務は設けられていません。
◆アメリカ出国
空港のチェックイン時に出国72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書(厚生労働省の所定フォーマット)の提示が必要です。
日本の所定フォーマットでの証明書はオーランド内の幾つかの病院で対応可能。日本語対応しているクリニックはないため、日本語送迎・アシストサービスのご利用をおすすめします。
◆日本へ入国
「MySOS」アプリ(厚生労働省・入国者健康確認センター)の提示が必要です。搭乗便の到着予定時刻の16時間前までに以下の4点を全て完了していると、ファストトラックの利用が可能です。
1.質問票
2.誓約書
3.ワクチン接種証明書の有無
4.出国72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書(厚生労働省の所定フォーマット)の画像のアップロード
※ワクチン3回接種が完了していることが確認できる証明書を保持している場合、帰国後の自宅等待機は免除となります。2回以下の場合は、3日間の自宅待機(「MySOS」アプリで位置情報の報告等)が必要です。
※上記入国条件は、突然変更される可能性がございます。そのため、必ず出国前に最新の情報をご自身でも必ずご確認ください。
>>>在マイアミ日本国大使館サイトへ
■ オーランドへの旅におすすめのツアー
・オーランドツアー
>>>詳細はこちら
・アメリカツアー
>>>詳細はこちら
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「暮らすような旅」をシドニーで
◆#31. UAE/Dubai:
今こそ行きたい魅惑のドバイ
◆#30. Kenya:
プライスレスな子連れケニア旅
◆#29. America:
後世につなげたい アメリカの国立公園
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変化し続ける街 ホーチミンの魅力
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神秘の世界遺産 アンコールワット
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悠久の大河をゆくナイル川クルーズの旅
◆#24. Muikamachi:
まだ知らない雪国 南魚沼・六日町への旅
◆#23. Masuda:
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◆#22. Amanohashidate:
もうひとつの京都、天橋立へ
◆#21. Sydney:
How’s it going, Mate?真夏のシドニーから
◆#20. Fukushima:
100年先まで 福島から日本全国へ
◆#19. Hawaii と宮崎:
星の航海術 WayFinding
◆#18. South Africa:
冒険者たちの楽園 南アフリカ
◆#17. Laos:
ラオス、亡き父へのオマージュ
◆#16. Ise:
「ありがとう」を伝えに行くお伊勢参り
◆#15. Wine:
はじまりの、ワイン。
◆#14. Kesennuma:
気仙沼で「サメ」と生きていく。
◆#13. Asia:
アジアのグルメは、なぜ、おいしい?
◆#12. Hawaii:
火の女神ペレが住まう島
◆#11. France:
ブルゴーニュ。そしてボルドーへ。
◆#10. France:
パリから「シャンパン」へ シャンパーニュ編
◆#9. Hakone:
"ウェルネスツーリズム”ってなんだ?
◆#8. Yakushima:
屋久島「だから」したいこと。
◆#7. Shiretoko:
いつか子どもに見せたい 知床
◆#6. Okinawa:
落ち着いたら!おいでよ、沖縄。
◆#5. Spain:
旅とオリーブにまつわる話。
◆#4. Taiwan:
母と娘と、台湾と。
◆#3. Australia/Perth:
ユーカリの風が吹く街
◆#2. Hawaii:
ハワイの人は、なぜか、やさしい。
◆#1. Finland:
身も心も「ととのう」サウナと幸せの国