new zealand バス旅行

ニュージーランドを旅するなら、目的地を限定せず、あちこち周遊するのがおすすめです。なぜなら、美しい風景に満ちたこの国は移動時間も楽しめるから。海に川、森や湖、星空に朝焼け、そんな、どこにでもある風景が感動的なほど美しく、誰もが笑顔になっていきます。丘の牧場で草を食む羊や牛、陽射しを浴びてきらきらと輝くブドウ畑、雪を頂くサザンアルプスの山々に、絵本の中から抜け出たようなかわいらしい田舎町。ニュージーランドでは移動もエンターテインメントのひとつ!と言っても過言ではありません。

Mt Cook, Canterbury | Photo © Paul Lemlin

それぞれの交通機関の魅力とデメリットをおさえて、思い通りの旅を計画してみませんか?

日本と同じ左側通行

  • 自由度が高い
  • 荷物の量を気にしなくてOK
  • 運転手への負担が大きい
  • 国際免許が必要

国内をくまなく網羅

  • 車窓を楽しめ、観光にもなる
  • 安く利用でき、お得なチケットが豊富
  • トイレ休憩など自由に取れない

主要都市間で運行

  • 短時間で移動が可能
  • 地方への運航はない、または便数が少ない
  • お金がかかる

観光列車が運航

  • 車窓を楽しめ、旅情たっぷり
  • 各路線1日1便しかない

北島・南島をつなぐ

  • 船からの景色を楽しめる
  • 飛行機より時間がかかる(約3時間10分)

ニュージーランド内での移動は、上記のメリットから長距離バスが1番のおすすめです。「でも、長距離バスって予約が難しそう」「旅行上級者向けじゃないの?」と思ったあなた、ご安心を!この国の長距離バスは、きれいで快適、しかもかなり便利です。早速、詳しく見ていきましょう!

長距離バスを運行する会社は、InterCity、Great Sights、Grey Line、Kiwi Experience、Naked Busなど複数あります。国内最大手の長距離バス会社はInterCity社 で、このバス会社の路線さえ押さえておけば、ニュージーランドの移動で困ることはありません!

InterCity(インターシティ)は、国内最大の長距離バス会社です。運行ルートは国内ほぼ全域を網羅!InterCityのバスなら、ゆったりくつろぎながら、素晴らしい風景を存分に楽しめますよ。

intercityのバスの特徴
  • Point 1広々シートで快適
  • Point 2車内にWi-Fi完備
  • Point 3窓が広く観光もバッチリ

バスチケットの種類

一般運賃のほか、ニュージーランドの周遊を予定している旅行者に便利なのが、フレキシーパストラベルパスです。

  • FlexiPass

    フレキシーパス

    乗り降り自由で、かなり柔軟性の高いパスです。

    Point
    バスの走行時間に応じて好きなパスをチョイス!
    ルートは自由!どこで乗っても、降りてもOK!
  • TravelPass

    トラベルパス

    ルート変更はできませんが、コース上のどこからでも、どちらの方向にでも旅行をスタートできるのが特徴です。

    Point
    ・ 15の周遊コースからチョイス!
    ・ 出発点はどこからでもどちら向きでもOK!

自由度の高さから、“フレキシーパス”が1番オススメです。

フレキシーパスを使いこなそう

“走行時間に応じたパス”ってどういうこと?

フレキシーパスは、購入したパスの時間で組み合わせ自由に乗り回せます。

Example
クライストチャーチ
マウント・クックの所要時間・・・5時間30分
マウント・クック
クィーンズタウンの所要時間・・・4時間45分
クィーンズタウン
ダニーデンの所要時間・・・4時間05分
所要時間の合計 14時間20分

この3ルートで移動する場合は、15時間($128)のパスがぴったり。ちなみにこのルートを別々に購入した場合の合計金額はなんと$415!!フレキシーパスは個々の路線を別々に購入するより、断然おトクな料金が設定されているんです。

フレキシーパスの種類

フレキシーパスの種類は、15時間~60時間まで、10種類です。

※フレキシーパスの走行時間は、あくまでInterCityのサイトに記載されている時間分で換算されます。万が一、渋滞などで走行時間が長引いても、その分は引かれません。

フレキシーパスの購入

フレキシーパスの特徴まとめ

自由に観光!

どこから乗っても、どこで降りてもOK!柔軟に旅のルートを決められる自由さが魅力!InterCityの全ルートを利用できます。

断然お得!

フレキシーパスは一般のチケットよりかなりお得。所要時間が15時間に満たない場合でも、フレキシーパスの方がお得なケースがありますので要チェックです。

南北をつなぐフェリーにも使える!

バスだけでなく、北島と南島を結ぶInterIslander(インターアイランダー)のフェリーにも、フレキシーパスを使えます。フェリーの予約はインターシティのホームぺージから可能。乗船時間(4時間)が換算されます。

12か月間有効

有効期間は購入した日から1年間。長期滞在にもぴったり。

追加課金可能

旅行中に寄り道したくなったけど、パスが足りない…そんな時は3時間 or 10時間の追加購入ができます。(Intercityのサイトにログイン後、追加購入可能)

予約~変更など全てオンラインで完結!

InterCityのサイトからバスの予約や変更、キャンセルなど全て対応できるので便利!
フレキシーパスの予約&利用フロー
モデルプラン

15時間のフレキシーパスでこんな風に楽しめる! 15時間のフレキシーパス1つで、魅力的な都市を簡単に巡れちゃいます!せっかくニュージーランドに行くなら、ぜひ色々な都市を訪れてニュージーランドの素顔に迫ってみては?

  • フライト情報

    日本からは唯一、ニュージーランド航空がオークランドへの直行便を運航しています。成田空港からは毎日、羽田空港からは月・木・土曜日に、また夏季シーズン(10月末~3月下旬)は関西空港からも水・金・日曜日に直行便の運航があり、アクセスしやすいのも魅力です。

    ビザ

    日本のパスポートを所持している場合、観光を目的とする滞在は3ヶ月以内であればビザは不要です。

    時差

    日本より3時間早いので、日本のAM8:00がニュージーランドのAM11:00になります。サマータイム期間中(毎年9月末~4月初旬)はさらに1時間進むので、時差は4時間になります。

  • 気候

    南半球にあるので、季節は日本と真逆になります。気温は南に行くほど低くなり、最も気温が高いのは1〜2月、低いのは7月ごろです。日中の最高気温は、夏の間は20℃~30℃、冬の間は10℃~15℃ほどと、1年を通じて日本より温暖な気候です。

    チップ

    チップを渡す習慣はありませんが、特別なサービスを受けた時などはお気持ちとして渡すと喜ばれます。