世界七不思議の中で、唯一現存しているギザのピラミッド。4500年以上も前に建造されたとされるピラミッドはいまだに多くの謎に包まれています。
近年、ピラミッドは王の墓ではなく、墓は別の場所にあると言われてきましたが、クフ王の墓とされる地下空間がピラミッドの近くで発見され、2021年から発掘が開始されるそう。それがクフ王の墓であれば、世紀の大発見で、ピラミッドにまつわる謎が一気に解けるかもしれません。
エジプト文明の繁栄を現代に伝える遺跡は、ルクソール、アスワン、アブシンベルなどを中心にエジプト中に数多く存在しています。一つひとつに歴史ロマンや謎があり、その魅力に惹き込まれていきます。悠々の歴史を訪ねるエジプトの旅に出てみませんか？
エジプト航空の成田線の直行便のほか、多くの航空会社がフライトを運行するカイロはエジプトの空の玄関口です。3大ピラミッドがあるギザはカイロ中心部から車で45分程の隣町。どちらに宿泊しても観光の利便性はあまり変わらないので、ギザのピラミッドビューのホテルやカイロのナイル川に面したホテルなど、ご希望に合わせてホテルをお選びください。
観光の一番人気は、何といってもギザの3大ピラミッド&スフィンクス。クフ王のピラミッドの内部に入れば、気分はミステリーハンターです。カイロ市内の一番の人気スポットは、エジプト考古学博物館。ツタンカーメンの黄金のマスクをはじめ、多くの展示物がギザに建設中の大エジプト博物館に移る予定で、新しいエジプトの顔とも言える新博物館のオープンが待たれます。
カイロから空路で約1時間、またはカイロ／ギザから寝台列車でアクセス。2019年2月現在、国際線は運行されていませが、2019年9月にトルコ航空のイスタンブール線が新規就航予定です。数多くの遺跡が西岸と東岸の広範囲に点在しているので、効率良く訪れるにはオプショナルツアー利用が便利です。
ツタンカーメンをはじめ65人のファラオ(王)の墓が発掘された王家の谷、圧倒的な美しさのハトシェプスト女王葬祭殿、一対のオベリスクのうち片方がフランスに寄贈(パリのコンコルド広場に設置)されたルクソール神殿、エジプト最大とされるカルナック神殿など、ルクソールはエジプトの歴史を巡る旅のハイライトとなる都市です。
カイロから空路で約1時間40分、またはカイロ／ギザから寝台列車でアクセス。美しいナイル川沿いに栄える街で、カイロやルクソールとは異なる開放的な雰囲気です。隣国ヌビア（現在のエジプト南部～スーダン）との国境の街であったことから、現在もヌビア系の人たちが数多く住み、イスラムとアフリカが融合したアスワン独自の魅力となっています。
一番の見所は、ため息が出るほど美しいイシス神殿。ボートでしかアクセスができず、旅のボルテージが上がります。また史上最大になるはずだった切りかけのオベリスク、世界有数の規模を誇るアスワンハイダムも必見。ファルーカ船でナイル川をのんびりクルージングしてみるのもお勧めです。
カイロから空路で約2時間30分、またはアスワンから空路で約40分。アブ・シンベル神殿の観光だけであれば、アスワンからオプショナルツアーに参加するのが一般的です。
アスワンハイダムの建設でアブ・シンベル神殿が水没する危機に陥ったことから、ユネスコが世界各国に呼びかけ、世紀の遺跡大移動作戦が決行されました。神殿は1000以上のブロックに切り分けられ、移動先で再度組み立てられました。この世界的に貴重な遺産を国際的に救ったことが、後にユネスコの世界遺産が発足するきっかけとなりました。
「エジプトに行くのが初めてで都市間の移動が心配」、「毎日別々のツアーを組み合わせるのが面倒」、そんな方にお勧めしたいのがカイロ発のエジプト周遊ツアー。エジプト国内の航空券、宿泊、ガイド、入場料などが含まれていますので、個別に手配する煩わしさがありません。
個人手配でエジプト周遊を考える方の懸念点となってしまうアスワンールクソール間の移動手段。気になる交通の便も専用車送迎、道中観光付きなら遺跡観光を交えながら効率的な移動が可能です。
お客様に合わせたプランで、エジプト観光をぐるっと楽しみましょう。
豪華な客船でナイル川をクルーズしながら、エジプトの遺跡を巡る！そんな優雅なエジプト旅行はいかがでしょうか？肥沃なナイル川流域の移り行く景色や生活の様子、美しい日の出や日の入り、満点の星空など、クルーズ船の旅はひと時も飽きることがありません。
最新鋭の設備を備えた船内は快適そのもの。ゆったりとした客室、エレガントなレストラン、開放感抜群の屋上プール、社交場となるラウンジなど、まさに動くホテルです。寄港地での観光ツアーや入場料、食事代金も含まれていますので、安心してエジプト旅行をお楽しみいただけます。
